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久々に書いて見ました。
一年ぶりとかどういう更新;;
でも、久しぶりなので双子の心境の変化ッポイのでもww
今年も宜しくお願いします!

***

日々色んな顔を見せてくれる

そんなことを理由にして
屋上で空を見上げていた

授業をさぼって
ただただ流れる雲を眺めるだけ
それは今も昔も変わらない行動だが
独りではなくなった

「またサボってる」

いつもの事だけど。と呆れながら言葉をこぼしたのは和磨

「サボってるんやなくて、こっちが通常」
「…言い訳?」

そう言って楔波の隣に腰を下ろす
ちらっと隣を見れば金色の眼に空の色が映っていた
和磨がこうして楔波を見つめるのは一日に何度あるのか
楔波も気が付いていながら知らないふりをするのが大半

理由は簡単 面倒だから

和磨の事をどうでもいいと思っている訳でも
和磨との会話が面倒だからというのではない

通常の人の感情のない彼だからこそ
判らない話は敢てしたくないだけ
相手の思い通りに応えることはできないから

だから、ただ空を見上げて
【空を見ている】という行動の共有をする

そんなことを本人が判ってやってるのかどうかは誰も判らない話

「…なんや、お前は空やのうて。いつも俺ばかり見てんな」
「え!そ、そうかな…気のせいだと、思うよ」

視線が交わると慌てて逸らす和磨に
今度は楔波がじっと隣を見つめ返す

「な、何…僕を見てても面白くないと思うけど…」

見られていることに耐えられなくなったのか思わず言葉を漏らすと
金色の眼を細め骨ばった手が白い肌に触れる

「十分に面白い…」

文字を言い切ると同じくして熱を持った唇が重なる
グラウンドでは生徒の声が下の教室からは先生の声が
それでも耳に残る音は互いの熱い呼吸だけ

「ん、楔波…っ」

呼ばれた名前に応えるように唇を重ね肌に熱を落としていく
首筋を伝い、胸先を転がし、衣服を肌蹴させて耐えられなくなったそこへ手を伸ばす
くちゅりと溢れ出した蜜を絡め早々に指を沈めて行く指はいつものように強引に
ぐちゅりと軽く撫で上げると相手の意志など関係なく刀身を突き立てる

「ふぁあああっ!せ、っぱ…くるし…」
「…なんや…珍しく締め付けんな」

苦しいと訴えようと涙をこぼそうと組み敷いた相手の表情は空と同じ
先ほどと違う表情を見せる和磨に口元を緩ませる楔波
突き立てたモノを更に深く沈めていく
それを繰り返せばいつの間にか零れる声も表情も甘くなる

身体を交わらせ蜜を絡め合う
この行為は楔波にとっては数少ない共有できる時間
けれど、そうだとは本人も知らずの話

「…和磨、お前は俺のもん、やろ…」

喉の奥で低くそう呟くと和磨を抱きしめ熱いものを注いだ
言葉通り…自分のものだというように

***

「楔波ってば珍しく独占欲出しちゃって、どうしたさね~」
「別に…こいつが物欲しそうな顔しとったからやろ」

夕暮れ
結局教室に戻ることなく、いつの間にか放課後
乱れた制服を軽く直し、赤らめた頬をパタパタと手団扇で煽ぐ和磨

「……だめ、腰が痛い…」
「せやから、担いで帰ろか言うてるやろ」
「駄目だよ!そんなの…恥ずかしいし」
「そんなになるまでヤるなら俺も混ぜて欲しかったさねぇ~」
「ちょ!それこそ身体が持たないから!!」

見上げれば夕暮れから夜へと向かう空
この時間もまたいつもの三人で共有していることになるのだろうか

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酩酊の空に
ありがとうございましたー!
新年早々、大変萌えさせてもらいました(´Д`*)
ツイッターでも双子君に挨拶いただきまして…
和磨「うん、確かに辰だし僕の年だけど…紫亜、あの笑いは何?にやりってどーゆー意味?!
    楔波も脱皮ってソレ蛇だよ…、僕は脱がないからね(むぅ)」
遅れましたが、思わずツッコミせずにいられなかったようで(笑)。

クリスマスの瑠夜×和君SSは間に合いませんでしたが…
私も双子君+和磨で新年SS執筆中ですっ!
今回、思いがけず此方で萌えを補給させてもらったもんで
続き物でエロにしようかと…
とりあえず、1話目は明日か明後日にでもアップしときますv

それでは、本当にありがとうでしたっ!

***

双子に寄り掛かりながらでも、腰を引き摺っての帰宅は苦労する。
原因の半分は和磨自身にあるが。
一方的に貪られているだけなら、症状も此処まで悪化しなかったろう。
後の事など考えず、身体を揺らして酔い痴れ合った結果。

我ながら呆れてしまう程の性欲は自覚済み。
激しい行為にも慣れているつもりだったが、甘い考えだったらしい。
まさか夕暮れまで続くなんて思わなかった。
何故、楔波は涼しい表情のままでいられるのだろうか。
快楽で疲れ果てているのは同じ筈なのに。

それもこれも一つの言葉が火を点けた所為。
和磨は自分のものだと、楔波が初めて口にした。

一度で良いから、と実のところ長い間待ち望んでいたのだ、密かに。
やはり言葉とは儚くとも強い力を持つ。
いざ叶ったら、もっと、何度でも欲しいと思ってしまう。
楔波の唇は愛を囁かない。
だからこそ、あの低音は身体中に響いた。

「何や、一人で笑って……」
「腰痛いって言う割には機嫌良さそうさねぇ、和磨。」
「え……、そう見える……?」

慌てて表情を引き締めたつもりでも、否定も出来ず。
身体の芯を蕩かした甘い熱。
冷えた夜風に当たっても、色濃い余韻から覚めやらない。
此の感情が和磨を生かすのだ、何度泣かされても。

家に辿り着いたら、とりあえず何もかも置いて一眠りしたい。
その時も両隣りで金色が瞼を閉じるのだろう。
共有出来ないものなんて退屈。
朔花 2012/01/06(Fri)23:56:16 edit
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